ダウ平均株価(12月5日)@終値3万6123ドル56セント
12月
6日
ダウ平均株価は前週まで5週連続で上昇し約3800ドル値を上げ、前週末には2022年1月以来の高値で終えていました。<パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長>らの発言を受けて米利上げ局面が終了したとの観測が強まり、(FRB)が早ければ来年前半にも利下げに転じるとの見方も意識されています。
今週は5日午前に10月の雇用動態調査(JOLTS)や11月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業(サービス業)景況感指数、6日に11月のADP全米雇用リポート、8日に11月の雇用統計などの発表が控えています。経済指標が米景気や雇用、賃金の伸びの鈍化を示し、利下げ期待を後押しする内容となるかが注目されるところです。
一方、米長期金利の低下は株式の相対的な割高感を和らげ、相場の下値を支えている面が出ています。長期金利の指標である10年債利回りは(4.2%)近辺と、前日終値(4.25%)を下回って推移しています。
終値は続落し、前日比79ドル88セント(0.22%)安の3万6124ドル56セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日末比44.42ポイント(0.31%)高の1万4228.91でした。
S&P500種は、前日比2.60ポイント (0.057%)安の4567.18でした。