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- 日経平均株価(11月29日)終値3万3321円22銭
29日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、前日比41円93銭(0.13%)高の3万3450円32銭で前場を終えています。日米の長期金利低下を好感して値がさのグロース(成長)株の一角が買われ、日経平均を押し上げました。円高進行を受けて朝方は幅広い銘柄に売りが先行しましたが、売り一巡後に上昇に転じています。
金利低下を背景に年末高を意識した個人投資家が半導体関連や電子部品など値がさのグロース株の一角に押し目買いがみられました。
朝方は売りが先行し、下げ幅は200円を超え「3万3179円07銭」の安値を付ける場面がありました。「タカ派」で知られる米連邦準備理事会(FRB)の<ウォラー理事>の発言を受けて(FRB)の早期利下げ観測が広がり、米長期金利が低下し、円買い・ドル売りを招き、午前の取引で「1ドル=146円台後半」まで大幅に円高が進んでいます。輸出関連を中心に朝方は幅広い銘柄に売りが先行しました。米景気の悪化懸念も根強く、景気敏感株への売りも目立っていました。
終値は3営業日続落し、前日比87円17銭(0.26%)安の3万3321円22銭で取引を終えています。
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