本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1967年アメリカ製作の『原題:Guess Who's Coming to Dinner』が、邦題『招かれざる客』として、1968年4月6日より公開されました作品の放送があります。
異人種間結婚は歴史的に米国の多くの州で違法であったため、この映画は当時、異人種間結婚を前向きに描いた数少ない映画の1つです。映画が公開される半年前の1967年6月12日まで17の州でまだ違法であり、最高裁判所がラヴィング対ヴァージニア州裁判で異人種間結婚を禁じる法律を無効にする直前に撮影されています。
1960年代の年代のサンフランシスコが舞台です。黒人男性との結婚を承諾するよう両親に迫る娘に、白人の夫婦が半日で決断を迫られるという、人種差別問題をテーマにした映画です。
「マット・ドレイトン」に<スペンサー・トレイシー>、「ジョン・プレンティス」に<シドニー・ポワチエ>、「クリスティーナ・ドレイトン」に<キャサリン・ヘプバーン>、「ジョアンナ(ジョーイ)・ドレイトン」に<キャサリン・ホートン>、「」に<>、「ライアン神父」に<セシル・ケラウェイ>ほかが出演、監督は<スタンリー・クレイマー>が務めています。
第40回アカデミー賞では作品賞を含む10部門の候補となり、<キャサリン・ヘプバーン>が主演女優賞を、<ウィリアム・ローズ>が脚本賞を受賞。公開を前に亡くなった<スペンサー・トレイシー>の遺作となりました。
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