『春画先生』@<塩田明彦>監督
10月
8日
肉筆や木版画で人間の性的な交わりを描いた「春画」の研究者である「春画先生」こと「芳賀一郎」は、妻に先立たれて以来、世捨て人のように研究に没頭する日々を過ごしていました。そんな「芳賀」から春画鑑賞を学ぶ「春野弓子」は、春画の奥深い魅力にのめり込んでいくと同時に、「芳賀」に恋心を抱くようになります。
やがて、「芳賀」が執筆しています『春画大全』の完成を急ぐ編集者「辻村」や、「芳賀」の亡き妻の姉である「一葉」の登場により、大きな波乱が巻き起こります。
『きのう何食べた?』の<内野聖陽>が「芳賀一郎」、やNHK大河ドラマ『どうする家康』の 「お葉」 役や『なんのちゃんの第二次世界大戦』などの<北香那>が「春野弓子」を演じ、「辻本俊介」役に<柄本佑>、「本郷絹代」役に<白川和子>、「藤村一葉」役に<安達祐実>が共演。『黄泉がえり』・『月光の囁き』の<塩田明彦>が原作・脚本・監督を務めています。
映倫審査では〈R15+〉に指定され、商業映画としては日本映画史上初めて無修正の浮世絵春画がスクリーン上映される作品となっています。