「東芝」上場廃止@TOB成立
9月
21日
21日、東芝は投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)が率いる連合体が、東芝の株式の公開買い付け(TOB)で(78.65%)を買い付けたと発表しています。J(JIP)は、2002年にみずほ証券とNTTデータ、IBM、米ベイン・アンド・カンパニーが立ち上げています。社長は、みずほ証券出身の<馬上英実>氏が務めています。
同連合は株式の3分の2以上を保有したことで、2兆円を投じて東芝を上場廃止にすることが可能となっています。今回の買い付け成立により、株主総会などの手続きを経て、「東芝」の株式は早ければ年内にも株式市場から消える見通しです。
2015年、6年間で1500億円以上の利益を過大計上していたとし、73億7000万円の課徴金を支払ったなどの不正会計や巨額損失に加えて、物言う株主(アクティビスト)との対立など経営混乱が長引いていましたが、(JIP)陣営の傘下で再生を目指すことになります。