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- ダウ平均株価(9月8日)@終値3万4576ドル59セント
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。米債券市場では長期金利の上昇に一服感があり、株式相場を支えていますが、週末を前にした持ち高調整を目的にした売りが出やすく、ダウ平均は下落に転じる場面が出ています。
足元では、米景気の底堅さを示す指標が再び増え、根強いインフレ圧力が解消していないとの見方があります。米債券市場では長期金利の上昇(債券価格の下落)につながり、ハイテク株を中心に株価を下押ししていました。8日朝の取引では長期金利が前日終値(4.24%)を下回って推移しており、株式市場のでは金利上昇への警戒が和らいでいます。
来週には8月の米消費者物価指数(CPI)や米小売売上高の発表があります。市場にはインフレや個人消費の動向を見極めたいとの雰囲気があり、積極的に買いを入れる投資家は少なく、主力銘柄の一部には持ち高調整の売りも出て、ダウ平均は一時、小幅な下落に転じています。
終値は続伸し、前日比75ドル86セント(0.22%)高の3万4576ドル59セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに小幅反発し、前日比12.694ポイント(0.092%)高の1万3761.526でした。
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