『福田村事件』@<森達也>監督
8月
26日
1923年、「澤田智一」は教師をしていた日本統治下の京城(現・ソウル)を離れ、妻の「静子」とともに故郷の千葉県福田村に帰ってきます。「澤田」は日本軍が朝鮮で犯した虐殺事件の目撃者でしたが、「静子」にもその事実を隠していました。
その年の9月1日、関東地方を大地震が襲います。多くの人びとが大混乱となり、流言飛語が飛び交う9月6日、香川から関東へやってきた「沼部新助」率いる行商団15名は次の地に向かうために利根川の渡し場に向かいます。「沼部」と渡し守の小さな口論に端を発した行き違いにより、興奮した村民の集団心理に火がつき、後に歴史に葬られる大虐殺が起こります。
「澤田」夫妻役を<井浦新>、<田中麗奈>が演じるほか、<永山瑛太>、<東出昌大>、<柄本明>が出演しています。