ファルコン植物記(2141)【キレンゲショウマ】
8月
22日
草本であり高さは120センチから150センチほどに育ち、光沢のある掌状の葉は対生です。葉の腋から円錐花序を出し、そこに黄色の5枚の花弁の花を咲かせます。おしべは15本、めしべは3本。8月が開花期時期です。
NHKの連続テレビ小説『らんまん』での先週のサブタイトルは『キレンゲショウマ』でした。夏に鮮やかな黄色い花を咲かせ、希少価値があることで注目を集めている山野草です。
ドラマでは主人公の「万太郎」と東大の「田邊教授」が同時期に【キレンゲショウマ】を発見。わずかの差で「田邊教授」が新種発見者として認められました。
【キレンゲショウマ】の学名は「Kirengeshoma palmata Yatabe」。1860年に東京大学の初代植物学教授<矢田部良吉>によって発表されたことから、学名にも<矢田部>の名前が記されています。
投稿日 2023-08-22 18:00
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2023-08-22 19:32
ワオ!と言っているユーザー