ダウ平均株価(8月14日)
8月
15日
中国では不動産大手の経営不安に加え、景気減速への懸念が高まっています。米株式市場でも一定の警戒感が出ています。
また、金利の上昇で株式には積極的な買いが入りにくい。14日朝の米債券市場では長期金利の指標となる10年物国債の利回りが一時、価格は安くなる前週末終値に比べ(0.05%)高い(4.20%)を付けています。インフレの沈静化に時間がかかり、米連邦準備理事会(FRB)が長期にわたって政策金利を高い水準にとどめるとの見方が根強くあり、財政悪化に伴う国債増発で需給への懸念が高まっていることも長期債の売りにつながっています。
終値は小幅に続伸し、前週末比26ドル23セント(0.074%)安の3万5307ドル63セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前週末比143.482院とポイント(1.05%)高の1万3788.331でした。