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- ファルコン昆虫記(1022)【アメリカピンクノメイガ】
全長10ミリ、全開帳幅10ミリほどの小さな飛翔物体でひらひらと飛んでいましたので、【ヤマトシジミ】かなとしばし飛翔を眺めておりました。
葉の裏側に留まったところをうまく捉えることができました。赤紫色の翅の色から初見ではチョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の「マエベニノメイガ」かと思いましたが、本体の中央部あたりも赤紫色ですので、同じツトガ科ノメイガ亜科の【アメリカピンクノメイガ】と同定しました。
ノメイガの仲間は日本に300種ほど分類されていますが、名称通り外来種になります。どのようにして日本へやってきたのかは不明ですが、日本では2019年に岐阜県で初めて発見され、同年滋賀県で2例目が確認されています。
幼虫の食草はシソ科アキギリ属のサルビア仲間などですが、サルビアの仲間の植物も最近人気が高く、公園など街中の花壇でも多く植えられ、【アメリカピンクノメイガ】は都市部でも見かける環境が整いつつあるようです。
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