ベゴニアの葉を食事中の幼虫を見つけました。一般的に「シャクトリムシ(尺取虫)」と呼ばれ、体を折り曲げながら、ヒョコヒョコと歩く姿が特徴的な、シャクガ科というグループのガ(蛾)の幼虫です。
シャクガ科の幼虫には体の前方に3対の本物の脚がありますが、それとは別に腹脚が「2対」しかありません。そのため、体を輪のように曲げた歩幅が大きくなるような歩き方になります。
シャクガ科はチョウ目(鱗翅目)の中ではヤガ科に次ぐ二番目に大きい科です。世界では24000種近くが知られ、日本では900種近くが報告されていますので900種の幼虫がいるということで、(419)「シロトゲエダシャク」や(422)「トビネオオエダシャク」・(425)「アトジロエダシャク」・(426)「チャノウンモンエダシャク」などのように形態や色彩に特徴がある幼虫の同定はしやすいのですが、この「尺取虫」の種の同定までには至りませんでした。
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