『韓国ドラマで学ぶ韓国の歴史 2024年版』(キネマ旬報社)
7月
5日
2003年に日本初放送されました<ペ・ヨンジュン>と<チェ・ジウ>主演の『冬のソナタ』が大ヒットしたことをきっかけに、韓流ブームが巻き起こりました。翌2004年には時代劇『宮廷女官チャングムの誓い』が人気を集めました。
韓流20周年を迎える今年発売された本書では、韓国時代劇に焦点を当てています。ドラマや映画の見どころとともに、北海商科大学の<水野俊平>教授が史実を解説しています。さらに韓国時代劇の変遷をキーワード、俳優、クリエーターごとに分析し、これまでの20年を振り返る集大成になっています。
同誌には『コッソンビ(イケメンの士)熱愛史』・『禁婚令 ー朝鮮婚姻禁止令ー』・『青春ウォルダム~運命を乗り越えて~』・『五月の青春』といったラブストーリー、『原題:朝鮮精神科医ユ・セプン』・『原題:朝鮮精神科医ユ・セプン2』・『原題:朝鮮弁護士』といったお仕事ドラマが登場。骨太時代劇として『チュ・サンウク主演 太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~』や映画『ハンサン ―龍の出現―』、また『最新時代劇 先取りチェック!』のコーナーではドラマ『九尾狐伝1938』や『オアシス』・『剣の詩』、映画『フクロウ』・『幽霊』・『英雄』が紹介されています。