『リバー、長れないでよ』@<山口淳太>監督
6月
18日
国内外で高評価を得た長編映画第1作『ドロステのはてで僕ら』(2020年・監督:山口淳太)に続いて<上田誠>が原案・脚本、同劇団の映像ディレクター<山口淳太>が監督を務め、冬の京都・貴船を舞台に繰り返す2分間のタイムループから抜け出せなくなった人々の混乱を描いた群像コメディです。
京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」で仲居として働く「ミコト」は、別館裏の貴船川のほとりにたたずんでいたところを女将に呼ばれ、仕事へと戻ります。しかし2分後、なぜか先ほどと同じ場所に立っていました。そして「ミコトきますだけでなく、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちもみな、同じ時間がループしていることに気づきます。2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまいますが、それぞれの記憶は引き継がれています。人々は力をあわせてタイムループの原因究明に乗り出しますが、「ミコト」はひとり複雑な思いを抱えていました。
貴船神社と料理旅館「ふじや」の全面協力を得て、冬の貴船で撮影を敢行しています。「ミコト」役の<藤谷理子>をはじめ、ヨーロッパ企画の俳優たちが多数出演し、<鳥越裕貴>、<本上まなみ>、<早織>、<近藤芳正>らが共演しています。また、物語の鍵を握る役どころでアイドルグループ「乃木坂46」の<久保史緒里>が友情出演しています。