「コウベタヌキノショクダイ」(画像:末次健司教授提供)
27日、神戸大の<末次健司教授>(植物生態学)らのチームは、ガラス細工のような花を咲かせることから「妖精のランプ」とも呼ばれる植物「コウベタヌキノショクダイ」を兵庫県で見つけたと発表しています。
1992年に神戸市の森で1個体が見つかっただけの植物で、2020年には、県のレッドリストで絶滅に分類されていました。
チームによりますと、茎の高さ約1ミリ、花の大きさ約1センチで、光合成をせず地中の菌類から栄養分を吸い上げる植物だそうです。薄暗い森の地面を照らすような幻想的な姿が特徴的です。
チームが植物の生態調査で2021年、兵庫県三田市の森で採集されています。
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