ニューヨーク地下鉄車両「R211」(画像:川崎車両提供)
「川崎車両」(本社:神戸市兵庫区)は、米ニューヨーク市交通局から新型の地下鉄車両「R211」640両の追加受注が内定したと発表しています。
追加分の契約金額は約2581億円。現地法人の2工場で製造し、2025、26年に納入します。受注総数は1175両、契約総額約4674億円に上り、同社として過去最大の鉄道車両案件となります。
2018年に535両を受注し、2021年に初めて納入。2018年の受注分に加え、最大1077両を追加受注できる契約となっていました。契約上は、さらに437両の追加受注が可能で、全て実行されれば受注総額は6千億円近くに上ります。
車両は、長さ約18・4メートル、幅3メートル、高さ約3・7メートルでステンレス製。混雑時の円滑な乗り降りを考慮した大きなドアを備えています。監視カメラを搭載し、発光ダイオード(LED)照明やデジタル表示機が採用されています。
「川崎車両」は昨年10月1日、川崎重工業から鉄道車両部門が分社化して発足しています。
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