ダウ平均株価(6月13日)@終値3万516ドル74セント
6月
14日
前週末発表の5月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が(8.6%)となり、市場予想を上回り(FRB)が利上げを加速するとの観測が広がっています。(FRB)は14~15日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開きます。(0.5%)の利上げ実施が既定路線とみられてきましたが、(CPI)の結果を受け、市場では(0.75%)の利上げを予想する声も出ています。
利上げ観測の高まりを反映し、13日朝の米長期金利は前週末比(0.12%)高い(3.28%)と11年ぶりの高水準を付けています。
終値は米景気の悪化と物価高止まりのスタグフレーションを不安視した株と債券の売りが広がり大幅続落し、前週末比876ドル05セント(2.79%)安の3万516ドル74セントで終えています。引け前に下げ幅は一時1000ドルを超え、「3万0373ドル72セント」の安値をつけています。
ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は4日続落し、前週末比530.799ポイント(4.7%)安の1万0809.225で終えています。多くの機関投資家が運用指標とするS&p500種株価指数の終値は151.23ポイント安の3749.63で終え、いずれも年初来安値を更新しています。