『1640日の家族』@<ファビアン・ゴルジュアール>監督
6月
1日
生後18カ月の「シモン」を受け入れた里親の「アンナ」と夫「ドリス」に、〈家族〉でいられるタイムリミットが訪れるさまを描いています。2人の息子の兄弟のように「シモン」を育て、幸せな4年半が過ぎようとしていたある日、実父の「エディ」から「シモン」を手元で育てたいという申し出がありました。
監督は代理母の恋をコミカルに描いた『ディアーヌならできる』(日本・劇場未公開)で長編デビューを果たした<ファビアン・ゴルジュアール>が務めています。
彼が子供の頃、両親が里子を迎えて一緒に4年半暮らした経験をもとに自ら脚本を手がけています。
6歳の「シモン」役は、公園で母親と遊んでいるところを。監督の<ゴルジュアール>と「キャスティングディレクター」によって見出された演技初挑戦の<ガブリエル・パヴィ>が演じています。さらに里親の「アンナ」役で<メラニー・ティエリー>、夫「ドリス」役でフランス版リメイク『キャメラを止めるな!』(2022年7月公開予定)の<リエ・サレム>、実父の「エディ」役で<フェリックス・モアティ>が出演しています。