ダウ平均株価(4月18日)
4月
19日
石油株など原油高の恩恵を受けやすい銘柄に買いが先行し、長期金利上昇を受けて銀行株も値を上げています。半面、ハイテク株や消費関連株の一角が売られ、相場の重荷になっています。
米原油先物は18日朝、一時1バレル108ドル台半ばと3週間ぶりの高値を付けました。米長期金利が18日深夜に一時(2.88%)と2018年12月以来3年4カ月ぶりの高水準をつけ、利ざや拡大の思惑から金融株が買われています。
半面、原油高が消費を冷やすとの見方から消費関連株は売りが優勢となり、長期金利上昇で相対的な割高感が意識されやすいハイテク株の一角も売られています。
終値は、小幅に続落し、前営業日の14日に比べ39ドル54セント(0.11%)安の3万4411ドル69セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前営業日の14日に比べ18.721ポイント安の1万3332.358でした。