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- <弘兼憲史>『社外取締役 島耕作』@『モーニング』17号
人気漫画『島耕作』シリーズの新作『社外取締役 島耕作』が、24日発売の『モーニング』17号(講談社)より連載がスタートしています。同誌では、作者<弘兼憲史>が、現在74歳の主人公「島耕作」や新シリーズの構想について語っています。
初芝電産からテコットまで、52年の会社員生活を終えた74歳の「島耕作」が次に選んだのは、社外取締役です。前シリーズ、『相談役 島耕作』の連載終了の際、「島耕作」がテコットを勇退するということがニュースとなり話題となりました。
「島耕作」が入社したのは1970年。そのころに就職した「団塊の世代」にとって、終身雇用制で、一つの会社に忠誠を尽くすのが当たり前だったことにも触れ、「普通の人はこんなに長く会社にいられない。60歳定年、再雇用で65歳まで残る人が少しいるくらい。島はそれよりも10年近く、会社にいた。ここまで長くいさせてくれてありがとうという気持ちです。だからこそ、テコットをスッパリと辞められたんです」と新連載について説明しています。
また、自ら退く決断をした「島耕作」についても「会長や相談役ともなると、周囲からの提言も少なくなります。それに自ら退かないと、後がつかえている。ただ、財界活動はするつもりです。仕事から完全に離れて隠居するのではなく、余力を残して、次のステージに進みます」としています。
「島耕作」は74歳。「私自身も74歳です。この年になると、周囲の経済人も社長、会長、そして相談役へと肩書が変わっていく。一方で、元気なうちに新しいことに挑戦したいという思いもあります。社外取締役であれば、自分の知らない業界で、自分が見てきたもの、培ったものを提言することができるのではないかと考えました」と新連載への思いを語っています。
1983年から現在まで同誌で連載されている『島耕作』シリーズは、サラリーマン島耕作の出世を描く人気漫画。課長(1983年)、部長(1992年)、取締役(2002年)、常務(2005年)、専務(2006年)、社長(2008年)、会長(2013年)、相談役(2019年)とサクセスストーリーを歩んできています。
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