ロシアのウクライナ侵攻で、ロシアのモスクワ証券取引所(MOEX)は2月24日(現地時間)、全取引を一時的に中断すると発表しました。その後、同日の午前10時(現地時間、日本時間の午後4時)に取引を再開しています。 その後も、ロシア金融当局は、モスクワ証券取引所が株式取引を3月1日も停止すると発表しています。取引停止は2日連続。欧米による対ロシア制裁で株価の急落が懸念され、市場を開くことができませんでした。 外国為替市場ではロシア通貨ルーブルの対ドル相場が暴落。ロシアの銀行や現金自動預払機(ATM)には預金を引き出そうとする市民の長蛇の列ができるなど、経済の混乱が広がりを見せています。