日経平均株価(12月29日)@終値2万8906円88銭
12月
29日
終値は前日比162円28銭(0.56%)安の2万8906円88銭で取引を終えています。
きょうは12月末の配当権利落ち日で配当落ち分の37円程度、日経平均は下押しされます。前日の米株式市場でのハイテク株安を受け、半導体関連株などに売りが出ています。半面、景気敏感株の一角には買いが入り、寄り付き直後に日経平均は上昇に転じる場面もありました。
前日に日経平均が約1カ月ぶりに2万9000円を回復したことで、戻り待ちの売りが出やすく、年末とあって市場参加者も限られるなか、小口の売りでも相場全体に波及して下振れしやすい流れでした。
また、31日に中国の購買担当者景気指数(PMI)発表が予定されています。内容次第では東京市場が年末年始の休場中に海外相場が大きく変動するリスクがあり、持ち高調整の売りも出ていたようです。