神戸：ファルコンの散歩メモ

１１日、今季Ｆ１最終戦「アブダビグランプリ（ＧＰ）」予選 が「ヤスマリーナ・サーキット」（１周５・２８１キロ ）で行われ、ホンダエンジンのＦ１ラストレースで自身初の総合優勝を狙うレッドブル・ホンダの＜マックス・フェルスタッペン＞（２４・オランダ）が１分２２秒１０９で５戦ぶり今季１０回目、通算１３回目のポールポジション（ＰＰ）を獲得しています。

＜マックス・フェルスタッペン＞と３６９・５点で総合首位に並び、５年連続史上最多８度目の世界王者を目指すメルセデスの＜ルイス・ハミルトン＞（３６・英国）は０・３７１秒差で２番手につけています。個人総合優勝を争うドライバーが同点で最終戦を迎えるのは、１９５０年からの歴史上でも７４年以来の２回目になりました。

アルファタウリ・ホンダの＜角田裕毅＞（２１）は予選３回目（Ｑ３）に進出して８番手でした。

＜マックス・フェルスタッペン＞は予選２回目（Ｑ２）でミディアムタイヤにフラットスポットをつくり、急きょソフトタイヤに変更。１２日の決勝はソフトタイヤでスタートとなるため、ミディアムタイヤの＜ルイスハミルトン＞とは異なるタイヤ戦略で戦うことになります。

＜角田裕毅＞は予選１回目（Ｑ１）をメルセデス、レッドブル勢に次ぐ５番手で通過。Ｑ２はミディアムタイヤながら８番手で通過し、Ｑ２敗退で１２番手の同僚＜ピエール・ガスリー＞（２５・フランス）を上回っています。今季限りでＦ１を引退するアルファロメオの２００７年のＦ１ワールドチャンピオン＜キミ・ライコネン＞（４２・フィンランド）はＱ１敗退で１８番手でした。