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- 日経平均株価(11月29日)@2万8283円92銭
29日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落しました。午前の終値は前週末比5円13銭安の2万8746円49銭。寄り付き直後には一時400円超安の2万8300円台まで下落しましたが、前週末に先行して下落していたことから、売り一巡後は買い戻しが活発化、プラスに転じる場面も出ています。
終値は、前週末比467円70銭(1.63%)安の2万8283円92銭で取引を終えています。(10月13日)「2万8140円28銭」以来およそ1カ月半ぶりの安い水準となっています。
前週末にアフリカ南部や欧州などで新型コロナウイルスの新「変異株」(オミクロン)が確認され、世界的な株安の流れを引き継いで取引が始まりました。午前9時すぎには416円01銭安い2万8335円61銭をつけましたが、その後下げ幅を縮小。午前11時ごろには、前週末の終値「2万8751円62銭」を超える2万8776円34銭まで上昇する局面もありました。
岸田文雄首相は29日午後、「変異株」(オミクロン)に対応するため、30日午前0時から新規の外国人の入国を停止すると発表しました。国内経済活動の正常化が遠のくとの懸念から、再び売り圧力が強まり、政府の水際対策の強化で鉄道株や空運株への売り圧力が強まり値を下げています。
東京証券取引所1部上場の9割以上の銘柄が下げるなど幅広い銘柄に売りが出ています。
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