世界最古となる新種の化石@「モロハサウルス・カミタキエンシス」
11月
26日
2019年の同市上滝地区の発掘調査で、丹波竜が出土した約1億1000万年前(前期白亜紀)の地層近くから、下顎の骨の一部がほぼ完全な状態で見つかっています。これまでの最古は北米の約1億年前のもので、約1000万年さかのぼります。
歯の形状が「もろ刃の剣」に似ていることから、「モロハサウルス・カミタキエンシス」と命名されました。
北中米で生息するドクトカゲの仲間に当たり、骨の大きさから全長は30~40センチメートルと推定されています。