ファルコン昆虫記(898)【オオカマキリ】(8)
11月
26日
「カマキリ」は、オスで脱皮7回で成虫、メスで8回で成虫になります。最後の脱皮でようやく羽が現れますが、最後の脱皮は「羽化」といいます。「ふ化」してから、幼虫を経て成虫になるまで84~88日態度かかるようです。
梅雨明け頃には、成虫になり、夏を過ごし初秋(9月)に産卵します。産卵は10月までずれ込むこともあります。産卵後の10月~11月 から初冬まで余生を過ごすことになりますが、この時期エサとなる小昆虫も少ないと思います。
といっても「カマキリ」は成虫の状態で越冬しない昆虫なので、生き延びるのは12月ぐらいまでが限界だと思いますが、この「カマキリ」君(触角が長いのでオス)は、寒さに驚きながらも余生を過ごしているようです。再会はないだろうなぁ。