本作が長編デビューとなるフランスの新鋭<グザビエ・ルグラン>が、第74回ベネチア国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した2017年フランス製作の『ジュリアン』が、2019年1月25日より全国で公開されます。
離婚したブレッソン夫妻は11歳になる息子の「ジュリアン」の親権をめぐって争っていました。「ミリアム」は夫の「アントワーヌ」に子どもを近づけたくはありませんでしたが、裁判所は「アントワーヌ」に隔週の週末ごとに「ジュリアン」への面会の権利を与えます。
「アントワーヌ」は「ジュリアン」に、共同親権を盾に「ミリアム」の連絡先を聞き出そうとしますが、「ジュリアン」は母を守るために必死で嘘をつき続けていました。
「アントワーヌ」の不満は徐々に蓄積されていき、やがて「ジュリアン」の嘘を見破ります。
「ミリアム」役に『青の寝室』などの<レア・ドリュッケール>、「アントワーヌ」役に『晴れ、ときどきリリー』などの<ドゥニ・メノーシェ>らが出演しています。