『モーリタニアン 黒塗りの記録』@<ケヴィン・マクドナルド>監督
8月
13日
アメリカ同時多発テロに関与した容疑で拘束されたモーリタニア人、「モハメドゥ・ウルド・スラヒ」の『グアンタナモ収容所 地獄からの手記』をもとに製作されています。
「モハメドゥ」を<タハール・ラヒム>が演じ、弁護士「ナンシー・ホランダー」に<ジョディ・フォスター>(58)、「ナンシー」の助手「テリー」に<シャイリーン・ウッドリー>(29)、アメリカ軍中佐「スチュアート・カウチ」に<ベネディクト・カンバーバッチ>が扮しています。
予告編はグアンタナモ米軍基地に収容されている「モハメドゥ」を、「ナンシー」と「テリー」が訪ねる場面から始まります。「ナンシー」は、3年間拘束され無実を訴える「モハメドゥ」の代理人になります。
一方、テロの再発を恐れるアメリカ政府は「モハメドゥを必ず死刑に」と「スチュアート」に厳命を下します。映像には、大部分が黒く塗りつぶされた政府の資料や、「私の知らないところで陰謀が動いている」と困惑する「スチュアート」、「真実を知らないと弁護できない」と「モハメドゥ」に訴える「ナンシー」の姿などが切り取られています。
『消されたヘッドライン』(2009年)の<ケヴィン・マクドナルド>が監督を務めています。