『消されたヘッドライン』@<ケビン・マクドナルド>監督
5月
17日
夜のワシントンを、人ごみを押しのけながら走る黒人の青年。彼は何者かから逃れようとしていましたが、射殺されます。犯人はとどめを刺した後、偶然通りがかったピザの配達人をも射撃。とどめを刺そうとしたところで人が来て立ち去ります。その翌朝、出勤途中の議員秘書「ソニア」(マリア・セイヤー)は、地下鉄のホームから転落死します。彼女の上司で、若手注目株の「コリンズ」(ベン。アフレック)議員は、議長を務める民間軍事会社ポイントコープに関する公聴会席上で、そのことに言及して涙します。
「ソニア」と「コリンズ」が愛人関係にあったとスキャンダルになります。「ワシントン・グローブ」紙の敏腕記者、「カル・マカフリー」(ラッセル・クロウ)は大学以来の親友である「コリンズ」と、その妻で、元恋人の「アン」(ロビン・ライト・ペン)のことを思ってひそかに心を痛めます。黒人青年射殺事件の担当になった「カル」は、被害者にかっぱらいの前科があること、また遺品の携帯電話の通話履歴から、彼が「ソニア」に連絡していたことを突き止め、2つの事件の関連を調べ始めます。
監督は、『ラストキング・オブ・スコットランド』(2006年)の<ケビン・マクドナルド>が務めています。