『8時15分 ヒロシマ 父から娘へ』@<J・R・ヘッフェルフィンガー>監督
7月
26日
著者自らエグゼクティブプロデューサーを務め、地獄のような状況にあっても生きることを諦めなかった父の思いと、父から娘へ受け継がれた平和へのメッセージを描きます。
1945年8月6日、広島。父とともに建物疎開の準備をしていた19歳の「美甘進示」は、自宅の屋根に上り瓦を剥がしていました。その時、激しい光が「進示」を襲い、一瞬にして暗闇の中へと突き落とします。世界で初めて投下された原子爆弾は広島中を焼き尽くし、7万人以上もの命を奪いました。焼けただれた体を引きずりながら助けを求めてさまよう「進示」は、激痛から解放されたい一心で死さえ願いますが、父の力強い言葉に支えられ、懸命に前へ進むのでした。
それから40年後、「進示」の平和への願いが形となってニューヨークの国連本部に届きます。しかしその数年後、ニューヨークを訪れた「進示」の娘「章子」は驚くべき事実を知るのでした。
監督は、<J・R・ヘッフェルフィンガー>が務めています。