(左)「ベニエリルリゴキブリ」 (右)「ウスオビルリゴキブリ」
環境省は29日、新種のゴキブリ「ベニエリルリゴキブリ」など、沖縄県に生息する3種の希少な節足動物について、種の保存法に基づく緊急指定種にすると発表しています。「不快害虫」のムカデやゴキブリが、種の保存法に基づく緊急指定種に指定されるのは初めてです。
指定期間は7月1日から3年間で、捕獲や譲渡、売買が禁止されます。ルリゴキブリ類は、インターネットオークションなどでの売買が頻繁に確認されており、速やかに保護する必要があると判断されました。
「ベニエリルリゴキブリ」は沖縄県・宮古島のみに生息。羽に帯状のオレンジ色の模様があります。6月に公開された論文に新種として記載されています。
このほか緊急指定種にするのは、与那国島だけに分布する「ウスオビルリゴキブリ」と、沖縄島北部などで見られる「リュウジンオオムカデ」。いずれも最近の研究で新種として認められ、愛好家の関心が高まっています。
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