25日の東京株式市場では前日の米国株式市場が上昇したことを受け、日経平均株価は4日続伸し全体的に買い優勢となり、半導体関連株などグロース系銘柄の堅調が目立ち、高寄りした後にひと息入れましたが、前日比189円37銭(0・67%)高の2万8553円98銭で取引を終えています。
900円を超える大幅な下げとなった(5月11日)の「2万8608円59銭」以来、2週ぶりの高値水準になっています。東京・大阪でのワクチン接種の拡大で本格的な経済正常化の期待も日本株を支える材料となっています。
米国務省が24日、米国民に対し日本への渡航を中止するよう勧告したものの、投資家心理を大きく後退させる材料にはなりませんでした。国内での新型コロナウイルスの新規感染者数の増加抑制やワクチン接種の進展が期待されていることなどから、出遅れている日本株の買い場とみた投資家の買いが入ったようで、上げ幅は200円を超える場面もありました。
しかし、2万8500円台の水準では戻り待ちの売りや利益確定の売りが出て頭打ちでした。東京都などで31日までを期限とする新型コロナ対応の緊急事態宣言が延長されるとの観測も重荷となり、上値を追う動きは限られています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ