戦争記念館設立を目指す市長と設立に反対する戦犯遺族の攻防を、<吹越満>主演で描いた『なんのちゃんの第二次世界大戦』が、2021年5月8日より全国で公開されます。
太平洋戦争の平和記念館設立を目指す関谷市市長の「清水昭雄」のもとに一通の怪文書が届きます。記念館設立の中止を訴えるその文書には、「昭雄」の祖父で国民学校の教師として子どもたちに反戦を訴え、街の偉人と言われている「清水正一」を許さないとの一文が記されていました。怪文書の送り主は「正一」の教え子であったBC級戦犯遺族の「南野和子」でした。
「南野和子」は戦時中の「正一」が本当に反戦を訴えていたのか、その事実を知っていました。怪文書に対して、街の平和推進委員会が「和子」に抗議しますがあっけなく返り討ちにあってしまいます。ついに「昭雄」は「和子」に直接対決を挑みます。
市長の「清水昭雄」役を<吹越満>が演じるほか、<大方斐紗子>、<北香那>、<西山真来>が出演。淡路島ロケを敢行し、現地オーディションで選ばれた<西めぐみ>のほか、出演者の8割を現地住人が演じています。監督は、<河合健>が務めています。
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