20日付の香港各紙によりますと、昨年施行された国家安全維持法(国安法)にのっとり、香港政府が約18万人の公務員に義務付けた「中華人民共和国香港特別行政区に忠誠を尽くす」との宣誓をめぐり、129人が署名を拒んでいます。 このうち25人は辞職、大部分は停職となりました。停職中の公務員は今後、辞職を勧告される可能性があります。 公務員事務局の<聶徳権(パトリック・ニップ)>局長は19日の立法会(議会)で、宣誓拒否に当たっては、「言論の自由を侵害する」「内容に同意できない」といった理由が挙げられたと報告しています。ほとんどの公務員は受け入れたといいます。