イランの核施設、システム破壊@ナタンツ
4月
13日
ウラン濃縮活動が行われるナタンツの施設は、イラン核開発で中心的役割を担います。10日には新たな高性能の遠心分離機の稼働が発表されたばかりでした。タイムズ紙は爆発が「ウラン濃縮能力に深刻な打撃を与え、製造再開に少なくとも9カ月かかる」と報じていますが、地元メディアによれば、、サレヒ。原子力庁長官は12日、「緊急電源が作動し、ウラン濃縮は進んでいる」としています。
原因をめぐっては、イランと敵対するイスラエルの対外情報機関モサドがサイバー攻撃を仕掛けた可能性が取り沙汰されているようです。ただ、厳重に管理された独立系統の電気システムに被害が及んでいるため、サイバー攻撃を疑問視する声もあります。
イラン国営メディアによりますと、、ザリフ。外相は12日、「シオニスト(イスラエル)は、イランの制裁解除に向けた進展に報復したがっている。われわれも報復する」と明言。「(ナタンツの施設は)より高性能の遠心分離機で強化される」と語っています。