『ぼけますから、よろしくお願いします』@<信友直子>監督
10月
27日
広島県呉市で生まれ育った<信友直子>監督は、大学進学のため18歳で上京して以来、40年近く東京で暮らし、現在はドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクターとして活躍しています。呉市に暮らす両親は結婚もせずに仕事に打ち込むひとり娘を遠くから静かに見守っていました。
45歳で乳がんが見つかり、落ち込む娘をユーモアあふれる愛情で支える母。そんな母の助けにより、人生最大の危機を乗り越えた<信友直子>監督は両親との思い出づくりのため、父と母の記録を撮りはじめます。
しかし、<信友直子>は母の変化に少しずつ気づきはじめます。2016年と2017年にテレビで放送された作品に追加取材、再編集を加えて、<信友直子>監督初の劇場作品として完成させています。