初の商業映画監督作 『湯を沸かすほどの熱い愛』 (2016年)が日本アカデミー賞ほか多数の映画賞を受賞するなど高い評価を獲得した<中野量太>監督が、認知症を患う父親とその家族の姿を描いた<中島京子>の小説『長いお別れ』を映画化した『長いお別れ』が、2019年5月31日より全国で公開されます。
これまでオリジナル脚本作品を手がけてきた<中野>監督にとっては、初の原作ものとなりました。父「昇平」の70歳の誕生日で久しぶりに集まった娘たちは、厳格な父が認知症になったという事実を告げられます。
日に日に記憶を失い、父でも夫でもなくなっていく「昇平」の様子に戸惑いながらも、そんな「昇平」と向き合うことで、おのおのが自分自身を見つめなおしていきます。そんな中、家族の誰もが忘れていた思い出が、「昇平」の中で息づいていることがわかります。
一家の次女「芙美」役を<蒼井優>、長女「麻里」役を<竹内結子>、母「曜子」役を<松原智恵子>が務め、認知症を患う父「昇平」を<山崎努>が演じています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ