<藤井聡太棋聖>(82)対局中@第61期王位戦7番勝負第3局
8月
4日
史上最年長で初タイトル「王位」を獲得した<木村一基王位>と、史上最年少で初タイトル「棋聖」を獲得したばかりの<藤井聡太棋聖>による注目の一戦です。相居飛車の2局を<藤井>が連勝して迎えた第3局は、二冠に向けて王手をかけたい<藤井>と、巻き返しに向けた1勝目を挙げたい<木村>の双方にとって正念場の一戦となります。
午前9時、立会人の<淡路仁茂九段>(70)の合図で、先手番の<藤井>が角道を開ける「7六歩」と指し、2日間の戦いが幕を開けました。<藤井棋聖>が勝てば、2つ目のタイトルと<加藤一二三九段>が持つ最年少八段記録更新に王手をかけます。
午後0時半になり、昼食は、<木村王位>の注文は「うな重膳(ごはん少なめ)」、<藤井棋聖>は「神戸牛すき鍋膳」でした。
王位戦の持ち時間は各8時間。初日は午後6時で指し掛け、手番が封じられます。2日目の5日は午前9時に再開し、夜までに決着する見通しです。