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- <バンクシー>奴隷商人の銅像を巡る新作@インスタグラム
覆面の路上芸術家<バンクシー>は9日、米国の黒人男性暴行死事件を巡る英南西部ブリストルの抗議デモで、参加者が有名な奴隷商人<エドワード・コルストン>の銅像を引き倒し、像をブリストル湾(エイボン川)に曲げ捨てたたことを受けて、台座に銅像を戻す代わりに、像を引きずり下ろす抗議者の等身大銅像なども一緒に設置する新作を、写真共有アプリ「インスタグラム」で公表しています。
<エドワード・コルストン>(1636年~1721年)は17世紀の商人で、イギリスのアフリカ奴隷貿易を独占していた貿易会社「王立アフリカ会社」の一員として、約8万人の男女や子供をアフリカ大陸からアメリカ大陸に奴隷として送り込んだとされています。
<コルストン>は1721年に亡くなる際、遺産を多くの慈善団体に寄付しており、ブリストルには今も<コルストン>にちなんだ通りや記念碑、3つの学校が残っています。
<バンクシー>は ブリストル が出身地とされ、6日に 人種差別をテーマにした作品 を発表し、事件に対する抗議デモへの支持を示したばかりです。
ブリストルの街に長年設置されてきた17世紀の奴隷商人の銅像に対しては、黒人を中心に反発が強くありましたが、<プリティ・パテル>内相は像が倒されたことは「全く恥ずべき」ことだと語っています。
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