<バンクシー>奴隷商人の銅像を巡る新作@インスタグラム
6月
10日
<エドワード・コルストン>(1636年~1721年)は17世紀の商人で、イギリスのアフリカ奴隷貿易を独占していた貿易会社「王立アフリカ会社」の一員として、約8万人の男女や子供をアフリカ大陸からアメリカ大陸に奴隷として送り込んだとされています。
<コルストン>は1721年に亡くなる際、遺産を多くの慈善団体に寄付しており、ブリストルには今も<コルストン>にちなんだ通りや記念碑、3つの学校が残っています。
<バンクシー>は ブリストル が出身地とされ、6日に 人種差別をテーマにした作品 を発表し、事件に対する抗議デモへの支持を示したばかりです。
ブリストルの街に長年設置されてきた17世紀の奴隷商人の銅像に対しては、黒人を中心に反発が強くありましたが、<プリティ・パテル>内相は像が倒されたことは「全く恥ずべき」ことだと語っています。