航空自衛隊に「宇宙作戦隊」を新設するなどの組織改編を盛り込んだ改正防衛省設置法が、17日の参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立しています。 「宇宙作戦隊」は2020年度中に20人体制で空自府中基地(東京都府中市)に発足。人工衛星を通じて宇宙ごみや不審な衛星の動きを常時監視します。 改正法には、サイバー防衛隊を70人増員し290人体制とすることや、21年度に運用を始める大型無人偵察機「グローバルホーク」の空自三沢基地(青森県三沢市)配備に向けた70人の準備部隊新編も盛り込まれています。