新型コロナウイルスのCG(画像:米疾病センター)
新型コロナウイルスの感染拡大で、東京都で新たに66人の感染(合計587人)が確認されるなど、33の都道府県と空港の検疫で合わせて日本国内では1日、新たに267人の感染が確認されています。各地で発生したクラスター(感染集団)が感染者数を押し上げています。日本で感染が確認された人は空港の検疫で見つかった人やチャーター機で帰国した14人なども含めて2494人となっています。
このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で合わせると3206人となります。また1日は茨城県で2人、埼玉県で1人の死亡が発表され、死亡した人は国内で感染した人が69人、クルーズ船の乗船者が11人の合わせて80人です。
大阪府では1日当たり最多となる34人の感染が判明。府は、大阪市北区や周辺の飲食店などでクラスターが発生しているとの認識を示しました。仙台市は、市内の飲食店「HUB仙台一番町四丁目店」の客4人が感染したと発表。同店では既に客5人の感染が判明しており、同市は「クラスターが発生した」と判断しています。
茨城県では18人の感染(合計42人)が確認され、JAとりで総合医療センター(取手市)に入院中の70歳代の男女2人が死亡しました。同県での感染者の死亡は初めてになります。県によると、同センターと介護老人保健施設「アレーテル・つくば」(つくば市)の二つのクラスター発生の疑いがあるといいます。
福岡県北九州市では、新たに10代から80代の男女21人が感染(合計78人)していることがわかり、この中にはすでに感染が確認されている門司区の80代の男性が入院していた「新小文字病院」の医療スタッフ17人が含まれています。クラスターが発生した可能性が高いとみられています。
一方、山梨県は、1歳未満の女児が感染したと発表。女児は3月31日、心肺停止状態になり、山梨大医学部付属病院の集中治療室で治療中。感染経路は不明です。
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