『シベリアの白い血』@<福永壮志>監督
7月
28日
「シスコ」(ビショップ・ブレイ)はリベリア共和国のゴム農園で働きながら、家族を養っていました。過酷な労働環境改善のため、仲間たちとともに立ち上がるが、状況は一向に変わる気配がありませんでした。
そんな折、「シスコ」はいとこの「マービン」(ロドニー・ロジャース・ベックレー)からニューヨークの話を聞き、より良い生活のために愛する家族をリベリアに残し、単身アメリカへ渡ることを決意します。ニューヨークのリベリア人コミュニティに身を置き、タクシードライバーとして働き出した「シスコ」は、移民の現実に直面しながらも、多種多様な人が住み、騒がしい都会での生活に少しずつ順応していきます。しかし、予期せぬタイミングで元兵士の「ジェイコブ」(デビッド・ロバーツ)と再会した「シスコ」に、リベリアでの忌々しい過去が蘇ってきます。