地球周回物体「2020 CD」@ジェミニ天文台
2月
29日
同天文台が28日に画像を公開しました。岩石質の小惑星が地球の周回軌道に入り込んだか、古いロケットや人工衛星が残っていたとみられ、4月には周回軌道から外れて遠ざかる見込みだといいます。
この物体は、米アリゾナ大が地球に接近する小惑星などを監視するためアリゾナ州で運用している望遠鏡で今月15日に発見され、国際天文学連合(IAU)が「2020 CD3」との仮称を付けています。
岩石質の小惑星だった場合、地球周回軌道で見つかった2例目となります。最初の例は2006年に発見された「2006 RH120」ですが、既に周回軌道から外れています。