「レオパレス21」その後(28)
2月
27日
「レオパレス21」の大株主である「レノ」は、「企業価値の向上を真摯に考えることのできる株主目線を持った取締役が必要」として、「レノ」の関係者で不動産関連会社社長の<大村将裕>氏(45)を推薦していました。
「レオパレス21」側は、<大村>氏が、本業である賃貸事業の売却を検討するよう求めたことなどから、「会社の成長ではなく、自己の利益を追求することが目的だ」と反発し、ほかの株主に「レノ」の提案への反対を推奨していました。
一方、「レオパレス21」が提案した2人の取締役の選任案は可決されています。東洋シヤッター元社長の<藤田和育>氏(73)と、パナソニックホームズ出身の<中村裕>氏(61)で、「レオパレス21」の取締役は計12人となりました。過半数の7人を社外取締役が占めることになり、「レオパレス21」は「企業統治を向上させることができる」としています。