新しい銀座線渋谷駅の開業セレモニー。
車両は昭和初期の銀座線開業当初がイメージされた1000系特別仕様車
東京メトロ銀座線が、2020年1月3日(金)から 「新渋谷駅」 の使用を開始しました。これまでの銀座線渋谷駅はJR渋谷駅の西側、東急百貨店の3階にありましたが、新しい銀座線の渋谷駅はJR渋谷駅の東側、明治通りの上空(3階)に移動しています。
3日朝は明治通りの上に架けられた新しい駅舎のホームで完成を祝う式典が開かれ、関係者によるテープカットが行われた後、午前5時すぎ、始発列車が出発しました。
旧銀座線渋谷駅は1938(昭和13)年12月の開業以来、百貨店の3階にあるという立地などから大きな改修が行われておらず、幅の狭いホームやわかりにくい通路、上下の移動が多い構造ながらそのほとんどが階段であること、東京メトロで唯一トイレがない駅だったことなどが、課題が多くありました。
新しい駅舎は、屋根をM字型のアーチ状にすることで柱をなくしていて、ホームの幅はこれまでの2倍のおよそ12メートルまで拡張されています。
新渋谷駅は、渋谷駅周辺の再開発(渋谷駅街区基盤整備)にあわせて2009(平成21)年より駅の移設工事がスタート。そして2019年12月27日(金)から、この年末年始をまたぐ形で、工事の最終段階として列車を運休させて、ホーム移設が行われていました。
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