内閣府は18日、東京・北の丸公園にある本館の収容力が近く限界を迎えるため、新たな国立公文書館の基本設計を有識者会議に提示しています。憲政記念館(東京・永田町)の敷地内に建設し、地上3階、地下4階の構造。2021年度に着工し、26年度の開館を目指します。 同時に建て替える憲政記念館と合わせ、建物の総面積は約4万2460平方メートル。工事費は計約488億9000万円を見込んでいます。 建物の石材は、隣接する国会議事堂で使われている「桜御影(さくらみかげ)」に似た色のものを使用することを検討。書庫は地震など大災害の影響を受けにくい地下3、4階に配置されます。