新種の深海魚、「ユウレイコンニャクウオ」@北海道羅臼沖
10月
12日
同館は2017(平成29)年9月と2019年4月に、水深500~1080メートルで行った刺し網漁やエビ籠漁で捕まえた体長17.8~22.4センチほどの4個体を発見。その後、京都大の甲斐嘉晃博士と調査し、日本魚類学会の英文誌に新種として公表しました。
「ユウレイコンニャクウオ」は、餌のにおいがすると5センチほどの胸びれを使って、ゆったりとした泳ぎで餌を探します。コンニャクウオの仲間は約150種類いますが、細長い胸びれを持つ種類はほとんどいないといいます。
同館は今後、生態の解明や、生きた個体の展示を目指していくといいます。