ご冥福をいのります<トニ・モリスン>さん
8月
7日
1931年2月18日、米オハイオ州ロレーン生まれ。1970年に大恐慌時代のアメリカ中西部を舞台に、白人の容姿に憧れる黒人の少女の一年間を描いた「青い眼がほしい」で文壇にデビューし、「ソロモンの歌」(1977年)で全米批評家協会賞、自らの子が奴隷となることから逃れるために殺害する女性の姿を描いた「ビラヴド」(1988年)は、2006年、『ニューヨーク・タイムズ』により、過去25年間で最も偉大な小説に選ばれ、1988年にピュリツァー賞を受賞しています。1993年にはノーベル文学賞も受賞しました。
黒人女性の姿を描き続け、2012年5月には当時の<バラク・オバマ>大統領から文民に贈られる最高位の勲章の「大統領自由勲章」を授与されています。