賃貸アパート大手の「レオパレス21」は12日、施工不良が見つかった物件のうち、消防法や火災予防条例の基準に適合しないおそれがある物件が「267棟」見つかったと発表しています。
消防法令に不適合の物件はさらに増える可能性もあり、同社では調査と補修を進めるとともに、「267棟」の一部の住民に住み替えを促す方向のようです。
今回、消防法令に不適合のおそれがあるとして同社が発表したのは、天井裏にある部屋と部屋の境界の壁(界壁)や、部屋と部屋の間の外壁などに建築基準法の違反のおそれがあるとしてすでに発表されていた物件の一部です。
一方、同社は消防法などへの適合性を確認する必要がある物件は、今回発表したのとは別に「3964棟」あるとしており、追加調査でさらに増える見通しです。
同社は消防法などへの不適合の改修についても、すでに進めている建築基準法違反の改修を終えることで解消されるとしています。ただ、国土交通省から指示された10月末までの全棟改修は厳しい状況のようです。
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