小型車「ビートル」の生産を終了@フォルクスワーゲン
7月
11日
「ビートル」は1930年代のナチスドイツ時代の大衆車構想に源流を持つ往年の名車だ。丸みを持つ独特のフォルムで「カブトムシ」の愛称で知られた。特に初代モデルは2千万台以上が生産されたといいます。現行モデルは3代目になります。世界各地に熱烈なファンを持ち、メキシコでもタクシーの大半が「ビートル」だった時代がありました。
北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定、USMCA(米、メキシコ、カナダ協定)の発効が遅れる中、米トランプ政権は不法移民対応を巡り、メキシコからの全輸入品への追加関税発動を視野に入れており、メキシコは北米向けの輸出拠点としては不安定な状況にあります。それでもVWはプエブラ工場で、新たに北米向けのSUVの生産を予定しています。